次の自民党総裁は誰になるのだろうか。
 多分、岸田文雄氏なのだろうが、この首相の下での総選挙、見物である。
 菅首相の総裁選不出馬報道で、日経平均は後場さらに値を飛ばし、前日比2%高と今週一週間連騰で終えた。 
 この分では年末までに3万円台を付けるのも夢ではなくなった。
 総選挙の投票日までは、上がり基調が続くとの話もあるので、投票日がいつになるかの予想が大事になる。
 任期満了選挙が行われるものとすると、次の日程を仮定して
 総裁選 投開票  9/29
 臨時国会 招集 10/4  迄
 任期満了日   10/21 から24~30日で選挙
 任期満了選挙  11/14(最も遅くて)
 任期満了選挙ではなく新首相が解散を選んだ場合 11/28(最も遅くて)
 
 来週から、二ヶ月、政局と日経平均から目が離せない日が続けば暇つぶしになるのだが。

 ちなみに総裁選に出馬する可能性があるのは、他に
 河野太郎、石破茂氏なのだろうが、いずれも人気先行のようだ。
 石破氏は防衛大臣当時、イージス艦「あたご」衝突事故の際、調査もしていない段階から自衛艦側の非を認め、自分の部下である自衛隊員を守ろうともしなかった。 自分の部下である自衛隊員をまず信じないで、防衛大臣が務まるはずはない。 また、漁船側の遺族といまだに交流があることを自慢している大衆迎合主義、人気取り先行の政治家であり、とても一国の首相を任せられる人物には思えない。
 ちなみに、以前ボート免許講習の際に、くれぐれも漁船と自衛艦だけには近づくなと教えられた。 海では我が物顔の両者であり、特に漁船は漁の最中、周辺への注意もおろそかになり、危険きわまりない存在になるとのこと。 勿論いたましい事故なのだが、起こるべくして起こった事故の気がして残念だ。 ちなみに刑事裁判では、自衛艦側に回避義務はなく、士官2名は無罪になっている。
 河野太郎氏は能力もあり、父親に肝臓を移植するなどとても自分には真似ができない実行力のある人物だと思うが、派閥の中ではなかなか多数を取るのは難しいのだろう。 党員票で圧勝すれば面白いが、ちょっと無理か。