参考:JavaScriptの実行時コンパイラ(JUST-IN-TIME compiler)について

 JavaScriptは、コンパイラでもインタープリタでもなくの実行時コンパイラ(JUST-IN-TIME compiler)である。

JITコンパイラ

 自分のように40年以上前にPCに触れ、落ちこぼれた年寄りには、コンパイラやインタープリタという言葉はとても懐かしい。
 PC-88での改行を押す毎に実行するBASIC、とても高かったコンパイラ、プログラムを磁気テープや5”フロッピーディスクから読み込ませ、コンパイルする時間に一休み、なんと時間の流れの緩やかだったことか。
 ではJITコンパイラって何?、ジャストインタイムと言えばトヨタ看板方式、まったく関係なさそう。
 とても参考になった上のサイトによると、こういうことか。
 JITコンパイラの動作は、以下の順で行われ、構文解析で作成されたAST(Abstract Syntax Tree、抽象構文木)を順番にコンパイルして、直ちにコールスタックに入れて実行してしまう。
 更に、この実行している間に、次の構文のソースコードを最適化して、これらの構文解析、コンパイル、最適化を別スレッドで行えば、時間的に無駄の少ない実行が可能になる。
1.構文解析(Parsing パーシング)
2.機械語に変換(Compile コンパイル)
3.実行(Execution)
4.最適化(Optimization)
 違ってそうだが、自分にはこの程度の理解しか。