出典元:I2CとI2Sの違い

I2Cとは

 I2Cは、マイクロコントローラー、EEPROM、A / DおよびD / Aコンバーター、I / Oインターフェイス、その他の組み込みシステムの同様の周辺機器などの低速デバイスを接続するための2線式インターフェイスに使用されるシリアルプロトコル。
 これは、1982年にPhilips Semiconductors(現在のNXP Semiconductors)が発明した同期、マルチマスター、マルチスレーブ、パケットスイッチング、シングルエンド、シリアル通信バス。
 I²Cは2つの双方向オープンドレイン(シリアルデータ(SDA)とシリアルクロック(SCL))のみを使用し、抵抗を使用して電位を引き上げる。 I²Cはかなりの動作電圧範囲を許容するが、標準的な電圧レベルは+3.3Vまたは+5v。
 I²Cリファレンスデザインは7ビットアドレス空間を使用するが、16個のアドレスを予約しているため、バスのグループ内の最大112ノードと通信できる。
 共通のI²Cバスには、標準モード(100 kbit / s)、低速モード(10 kbit / s)のモードがあるが、クロック周波数をゼロまで下げることができるため、通信を中断できる。 2014現在、I²Cバスは、fastモード(400 kbit / s)、fastモードプラス(1 Mbit / s)、high-speedモード(3.4 Mbit / s)でより多くのノード(10ビットアドレススペース)と通信可能、更にultra fastモード(5 Mbit / s)

I²Sとは

 I²S(Inter-IC Sound)は、デジタルオーディオデバイスを接続するために使用される電子シリアルバスインターフェイス規格。
 この規格は、1986年にPhilips Semiconductorによって最初に導入され、電子機器の集積回路間でPCMオーディオデータを転送するために使用される。