先週3回目のワクチン接種が終わった。 自分の場合全てファイザー製のワクチンで、1回目の副作用は肩の奥が痛かっただけ、3日程で気にならなくなった。
 2回目は翌日に38.4度の熱が出て、これもその翌日には37度台に落ちたが、一週間程は体調がすぐれなかった。
 今回3回目は、2回目と全く同じ、翌日に38.4度の熱が出て接種から4日目にやっと平熱へ戻ったがやはりまだ体調は良くない。 老人は副作用が少なく熱も出にくいと聞いていたのだが自分は例外らしい。
 厚労省の調査によると65歳以上の高齢者の内、38度以上の発熱があるのは4%以下のようで、自分はこれに該当するようだ。 覚悟はしていたので、驚きはしなかったがそれでも中々熱が引かず、やはり苦しかった。
 コロナの感染者が激減し、緊急事態宣言も解除された昨年10月末から、自分も出歩くことが多くなったが、最近のオミクロン株の急激な感染増加は予想外の出来事、なんとか今回のブースター接種が有効であれば良いのだが。
 ただ、自分のような半ば隠遁生活をおくっている者には、東京都の一日当たりの感染者数が1万7千人に達したと言われても、どこか遠い所での出来事に聞こえピンとこないのが実情。
 毎日、コロナの恐怖と戦いながら通勤、通学、子育てに励んでいる方達には切実な問題だろうに、申し訳ない気持ち。 今回の第6波も、東京都の場合2月上旬に、2万人でピークを迎えるとの予測もあり、あと二週間、もう少しの辛抱と思いたいものだ。
 唯一の救いは、オミクロン株の重症化率は第5波の25分の1の0.03%と非常に低いこと。 これが正しいならピークの2万人の日でも重症者の発生は6人、万一ピークが30日続いても180人、都の基準の重症者病床数は510床、2022/1/31現在の重症者数が26人なので重症者病床使用率(都基準) 26/510=5.1%、2月終了時点でも (180+26)/510=40.4%以下となり余裕がある気も。
 ウィルスの変異による重症化率の低下で、感染者数の増加を恐れる必要がなくなる未来がすぐそこにやって来ていれば嬉しいのだが、はてさて。