WordPressのインストール要件

 2021年1月12日現在の最新バージョンはWordPress5.6
 WordPress 5.6-jaを動作させるために推奨されるPHP及びMySQLのバージョンは
推奨環境

PHP バージョン 7.4 以上
MySQL バージョン 5.6 以上 またはMariaDB バージョン 10.1 以上
Nginx または mod_rewrite モジュールありの Apache
HTTPS対応

1.データベースの事前準備

# mysql -u root -p

 WordPressをインストールする前に、必要なWordpress用のデータベースとユーザーをMariaDBにて作成する。
 作成するデータベースの名前は”wordpress”としたが、データベース名は任意の名前で構わない。

create database wordpress;

 続いてデータベースを操作するユーザーを作成する。 ユーザー名を”wptest”とした(任意の名前を指定できる)。

grant all on wordpress.* to 'wptest'@'localhost' identified by 'password';

 与える権限はwpdbデータベースに対して「all」。 勿論パスワードは”password”ではなく適切なパスワードに変更すること。

2.WordPressのダウンロード

「WordpPress.org 日本語」のホームページから。

 タイトル行の「WordPressを入手」を押してWordPress 5.6をダウンロードを押して最新版WordPress-5.6-jp.zipの圧縮ファイルを入手する。

3.ファイルの配置

 ダウンロードしたファイルは圧縮ファイルなので、解凍した上で使用するWebサーバへ配置するのだが、WindowsPCでダウンロードしたので、WinScpを使用してサーバーへコピーする。 こういったときはWinSCPが大活躍する。 勿論、VNC ViewerでGNOMEデスクトップのFirefoxで直接ダウンロードすることも可能。
 今回はApacheのVirtual Host機能を有効にしているので、/var/www/htmlの下に各々サブドメイン用のフォルダを作り、そこにwordpress本体をコピーする。 つまり、解凍してできたwordpressフォルダの中身全てを/var/www/html/tako/の下にWinScpを使用してコピー。

4.構成ファイルのセットアップ

 http://www.tako.example.jpを開くと次の画面が、


 ここで、先ほど作成した

データベース名:wordpress
ユーザー名:wp_tako
パスワード:password

 を入れて、問題がなければ、送信ボタン。

 問題がなければインストールが進んで。

 一気にログイン画面へ。